KANTHAL (カンタル) AF/A-1/APM
カンタルは抵抗発熱体として電気加熱の分野では世界的に知られている素材です。多くの加熱装置及び工業用炉等で利用されています。その中の鉄クロムアルミ合金をカンタルと呼びカンタル合金、カンタル線とも呼ばれています。
カンタルAF
発熱体温度で1400℃まで使用出来る高温合金です。工業炉、家電製品、電気加熱炉など幅広く使用されています。
カンタルA-1
カンタルAFと同じく発熱体温度1400℃まで使用できAFよりも1300℃以上での耐酸化性が優れています。熱処理、セラミック、ガラス、スチールや電子産業用の高温炉等で使用されています。
カンタルAPM
粉末冶金(金属粉末を成型)で製造されたカンタル合金でA-1の特性を損なう事無く、更に高温における強度と形状安定性を改良した発熱体です。実験炉、電子産業用拡散炉、セラミックス焼成用高温炉等で使用されています。
カンタルを使用した電気炉の製作
カンタルワイヤーをコイル状に加工し、断熱材、円筒形の外枠で組み立てたものが管状炉となります。管状炉の他にも御要望に合わせた電気炉の製作を行っております。またカンタルは高温使用できる合金です。カンタルを耐熱材料や耐熱金具として使用したいという御要望にもお応えしております。
- グレードは AF < A-1 < APM とコストも同様に高くなります。
- 弊社での加工はスパイラル(コイル)型や波型が主となります。
- 炉内温度で約1200℃までの使用が一般的です。
より高い温度の電気炉をお探しの場合はこちら → カンタルスーパー
カンタル線材販売に関して
カンタル線材の購入・見積は重量 kg(キログラム)単位、実重量となります。
※カンタル線の個人向け販売は行っておりません。
KANTHAL® FIBROTHAL® SUPERTHAL® はサンドビック株式会社の登録商標および商標です。